シェア工房のメーカーズベースに入会をしてきた。
そこは色々な機械を会員費を払えば自由に使用できるスペースで、溶接から木工、布地印刷、レーザー加工、3Dプリンター等を揃えている。
私も金属加工を50年近くやってきた。
木工やレーザー加工に興味があるが場所と設備と金が無い。
やはり、自分の得意分野をより深くするにはそれ以外の物を勉強しなければダメなような気がして、メーカーズベースで思う存分いたずらをしてみようと思ったのだ、ただ教えるスタッフも生徒も若い、女性が多い。
何となく場違いの気もするが興味の方が先にたった。
職人と言われる人たちが少なくなり、物を作れる人たちがいない。
作りたい人はたくさんいるのに作れる人が少ない、だが工房を見ていると新しい流れが出来てきたと思える。
シェア工房は今後どんどん増えていくだろう、作りたい人に作れる場所と教える人がいれば新しい発想で物作りが盛んになり、
かっての日本が形を変えて復活する予感がするのは自分だけだろうか。
人を育てた時代もあったが、やはり面白い興味がある人は成長する、自分の修行時代はそれしかなく生きるためにかじりつくしかなかった。
それが一人前の職人と認められたとき、もっと上に行きたいと興味がわいた。
工房を見ていると物を作るのが面白いと思う人であふれている、そんな人たちがネットショップに登録しているミンネやイイチを見ると発想の面白さ、奇抜さが見ていて楽しい。
あらゆる工法にさわり、自分なりの融合された作品を作りたい。
工房でトンボ玉を作るワークショップにも参加してみたが面白い、金属と融合させたら面白い物が出来そうだ。
また、木の加工も学んだが樹脂や金属とは違い、ぬくもりを感じたのは郷愁なのだろうか。
3Dプリンターで出来るもの、木でできるもの、皮で出来る物、布で作るもの、そんな様々な技法を身につけて融合させて遊べたら楽しそうだ、やはり物つくりで終わる職人人生かな。